変な天気

夕立があったり寒かったり晴れてきたり。なんとも落ち着かない天気でこまりものです。
明日のオラクル試験対策の合間に、日日日(あきら)という人の本がおもろいと本屋のポップに書いてあったので、ネット本屋で10ページくらい立ち読みしたのですが、確かになかなか頭のよさそうな方だと思いました。機会があったら読んでみようリストに追加。
んで、頭がいいとか、精神年齢が高いってどういうことだろうということを、犬の散歩をしながらつらつら考えてました。
最近ではよく、「精神年齢」という単語を耳にするわけなのですが、これって本当はとてもあいまいな概念だと思うのです。たとえば、知識を持っていて理性的で、落ち着いている人はよく精神年齢が高いといわれますが、本当にそうかな、と私なんかは思ってしまうわけです。私にとって、本当に精神的に成熟している人、というのは、どちらかというと、理性より良心がまっとうに育っている人です。知識があってIQ高くて、いわゆる、頭がよくても、わがままだったり自己中だったり好き嫌いが激しい人は、やっぱり子供っぽいと思います。それに、たとえ、そういう部分が理性によって普段は抑制されていたとしても、頭と心でわかっているって言うのは別物なので、ふとした拍子にそういうこどもっぽさが覗くわけで、これもだから子供っぽい。じゃあ、どういう人が大人なのかと問われれば、心の底から人のことを思いやれる人間だと思うわけです。気遣いができるという人です。想像力を働かせ、自分以外の体験を自分のものと受け止められる人です。こういう人はやっぱりすごいなあと思います。もちろん、私だってそんなことは理性レベルでは判っているので、そういう人の真似事くらいなら意識すればできないことはないのですが、これを無意識にできるようになる、そんな大人に早くなりたいなあと思う今日この頃。やっぱり人間、幼児期の快・不快の情緒レベルからはどんどん発達していかなくてはならないわけですきっと。