ようやく

下を読みました。

シナン (下)

シナン (下)

やっぱり夢枕さんは好きですだ。これなんか特にページの下半分すっかすかでちょー読みやすいですしね!(笑)
午前中には遠藤周作の『イエス巡礼』も読んでました。これはイエス関連の絵画を紹介しつつ、生涯をたどるという本なので、文章量は少なくさらっと読めます。前々からところどころで言っているんですが、私、遠藤周作の『海と毒薬』なんかより、こういう宗教関連の本が大好きなんです。この人の、イエス・キリストについての解釈が興味深い。遠藤氏のキリスト教観には共感するところがあります。いや、『イエスの生涯』『キリストの誕生』『死海のほとり』などで描かれるのユダとイエスのくだりなんて、マジで泣きました。そこらの恋愛小説なんかよりよっぽど切ない。<いきなり比較対照が世俗
また、それらイエスと弟子の葛藤的人間関係と同時に、彼が説いていた「神」についても考えさせられます。で、夢枕氏の『シナン』にもイスラムキリスト教の神が出てくるわけで、…今日の私のお風呂場まったりタイム脳内議題は、『神とはなんぞや』でした。神とは、そこに坐しますものなのか、許しを冀い御手を希求すべきものなのか。
基本的に私は典型的な日本人で、身のうちに信仰は十分に育まれていないのですが、でもだからこそ、興味は尽きない感じです。バロックの情感と密教信仰に共通性はないのかとか、イスラムのモスクに表現された(と『シナン』で描かれた)神の存在の場所は、伊勢神宮などの神道に似通うところはないのかなど。話しだせば長くなるので、議論好きの方は、ぜひ話を振ってやってください。あ、別に変な宗教とかはやってないですよ?(苦笑)

ウェブ拍手お返事
ころも様>はじめましてv限られた字数の中で色々とコメントしてくださって、本当にありがとうございます!そうですよね、ホント、彼に触れるときのI氏は、すっごい優しそうで愛しそうで、笑み崩れた綺麗な幸せ顔をかましてくれますよねッ**まさにマリア様のごとく。(…叩くけど/笑←冷静な突っ込みに爆笑いたしました…うくくっ)へっぽこなおまけにまで、お褒めの言葉、嬉しかったです*気が向かれましたら、またいらっしゃってくださいませね!