こひすてふ

わがなはまだきたちにけり ものやおもふとひとのとふまで
別に春だからラブの季節なのvなんてこたあありません。単に上手いタイトルが思いつかなくて、思い浮かんだだけです。好きな和歌。今日は真冬の寒さでした。
今日は行きの満員電車で死ぬかと思いました。マフラーってうっかりすると首絞まるんだなあ。混んでるから他の人に引っかかってマフラーの先っぽが引っ張られました。高校時代に先生がマフラーひらひらはためかせてるの禁止!って言ったのはこういう意味だったんですね。きゅう。
会社の規定で、三センチ以上のヒール禁止というのがあって、ぶっちゃけ最近の靴でそんなにローヒールなのってなかなかありません。でも就活用の五センチヒールでみちっぱたでこけて足の骨折った身としては、一概に文句も言えないのです。いや、まじでヒールって危ない。特に私のような粗忽モノには。
洞窟探検で一酸化炭素中毒でなくなった中学生のニュースが取りざたされてますが、これも危ない話です。崩れそうな防空壕もたくさんあるそうで、いつ何時また事故がおきても不思議じゃないとか。桑原桑原*1
でもちょっと待ってください。だからといって、なんでもかんでも禁止すればいいんでしょうか。
日本人は危機管理能力が乏しいといって海外旅行に行く際には必ず用心しなさいとツアーガイドのお姉さんや親親戚にこんこんと諭されます。イラクの人質事件では自己責任論が沸騰しました。でも、こんなふうに日本人がぼんくらばかりになってしまったのって、ああだこうだと禁止して、国や政府や教師や親が過保護の面倒見すぎるからじゃないでしょうか。日本は危険が少ない国です。小さな危険も見逃しません。でも小さな危険は残しておいたほうが、ちょっとは自分で自分の身を守る意識が育つんじゃないかなあと思うんですよ。私も骨折ったおかげでだいぶ用心深くなりました(^^)事故がおきるのが怖いのは判るけど、洞窟を立ち入り禁止にする前に、中学生に焚き火と一酸化炭素中毒についての教育をしようよとかね。くさいものに蓋するだけでいいのかしらん。
そんなことをつらつら考える満員電車。

*1:というのは雷が桑畑に落ちなくなったという昔話からきてるとかいう話。うろおぼえ知識。