上野

折角の平日休みなので、都庁でパスポート申請をした後、上野の国立博物館に「対決 巨匠達の日本美術」を見に行ってきました。
平日なのに30分待ちって…ッ!orz
(炎天下のため、待ち行列用の日陰作成テントがあるのですが、テントから列がはみ出しており、苦肉の策か日傘の貸出ししてました。
「熱射病にお気をつけくださーい!」と叫んでいる案内係のお兄さんの方が心配です。)
内容は期待通り、バラエティに富んでいながらも、これぞ日本の美意識、日本美術の粋、といったところ。
それとやはり「対決」仕立てにした企画力がすごいと思います。出展人数が多い分個々の作品数が少ないのである意味物足りない感はぬぐえないのですが、でもこれだけの作品が一堂に会するとやはり圧倒されます。応挙の猛虎図屏風の虎の毛のつやつや感とか、思わず触りたくなるような長次郎の無一物とか、図版では判らない実物の美しさが迫るようでした。(でも逆に芦雪の海浜奇勝図屏風なんかは図版の方が粗が目立たなかっ…たり…)