仏像話

三連休は暑さでよろよろしてました。
例によってふらふらと一人旅。あんなに仏像拝みまくったのは久しぶりです。
ああん、釈迦に薬師に阿弥陀如来v菩薩系なら普賢・勢至に地蔵・弥勒・虚空蔵vv如意輪に千手に十一面vvvそしてやっぱり四天王に十二神将五大明王はもうもう素敵〜vvvv…と、うはうはうっとりしていたら、「…ありえへん」と呆れられました。ほうっといておくんなせえ。
とはいえ、空海坐像にうきうきしていたら、お遍路衣装のおばちゃんたちが集団でやってきて薬師様の前で正座で読経し始めたり、奥のほうのちんまりした不動堂を覗いたら、そこらにいそうなおっちゃんがぽくぽくやりはじめたり、現代に生きる信仰を垣間見た旅でした。
個人的に、信仰心は欠片も無いのですが、仏像を目の前にすると、素朴な信仰や固い信念や偉大な芸術といった人間のちからに対して、やはり敬虔な心持で臨みたいと思うのです。

ちなみに、兜跋毘沙門もカッコいいけど、弥勒の笑みも捨てがたいけど、でもでもやっぱり百済観音のあのつるぺたプロポーションにはかなわないわ!というのが持論です(莫迦)。