本と知人と思うこと

土曜日に久しぶりに休日出勤して飲みに行った反動で、日曜は昏々と寝ていました。昼ごはんと夜ごはんを食べて、合間にちょこっと本を読んだ記憶しかありませんアワワ。

ところで、土曜に飲んだ知人はあまり本を読まない人種だそうですが、その人が「これまで読んだ中で、これだけはおもしろかった」といった本があります。[rakuten:book:11456119:detail]
で、先日図書館で偶然見かけたのでどれどれと読んでみたのですが、個人的には、普通に面白い部類には入るけれど他に類を見ないほどではない、程度の感想。星で言うなら★3つ。
ただし、読んでる間中、私はその薦めてくれた知人のことを思い出しました。
つまり、なんのことはない、非常にその人にとって自分を投影しやすい、共感しやすい舞台設定と主人公だったわけです。
読書の楽しみ方は多々あれど、特に小説に関して言うならば、自己投影しやすいキャラクターというのは、なによりのスパイスなのだなあと改めて思いました。